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[2007.01.11]

06 マーケティングウェポン

No.4 -[富山の薬売り発想]

第4回目のマーケティングウェポンの
ディスカッションテーマは富山の薬売り発想。

[富山の薬売り発想]とは、
「置き薬」 についての話ではありません。

あくまでも、「富山の薬売り発想」を
【マーケティングウェポン】として捉えた時、
どのようなアイディアと、応用例があるのか?

このような視点でみなさんとともに考えていきたいと思います。

応用を考える前にそもそも「富山の薬売り」とは、
いったいどのようなものなのかを確認してみます。

「富山の薬売り」という販売形態をみなさんはご存知だと思います。

「置き薬」と言われるもので、
救急箱が契約家庭に無償で設置され、
中に入っている薬を自由に使えるというものです。

年に2度ほど、薬箱を設置した行商人が訪ねてきて、
使用した薬をカウントし、
使用分の料金を徴収していくというものです。

「使った分だけの料金を払う」 という、
ユーザーにとっては都合のよいシステムであり、
また、さまざまな薬が備蓄されていますので、
イザというときにも安心です。

特殊な薬はいつ必要になるか分からないので、
買い置きしておくのは抵抗がありますが、
富山の薬売り方式なら、使わない限りコストは
かからないので気にならないという
ユーザーにとってのベネフィットがあります。

業界用語では『先用後利』と呼ばれる商法でもありますが、
まさに、CRM (カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)を
江戸時代から続けてきたと言えます。


このような[富山の薬売り発想]というウェポンを、
他の業種、ビジネスで応用できないかというのが、
今回のテーマです。

まず、1つ事例を見てみましょう。


ご存知の方も多いと思いますが、
「オフィスグリコ」というサービス。

東京と神奈川に導入開始以降3~4年経つと思いますが、
現在、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県まで、
サービスを拡げているようです。

http://www.ezaki-glico.net/officeglico/

サービス内容の詳細は、上記ホームページを
見ていただければわかりますが、
まさに「富山の薬売り発想」という伝統あるビジネスモデルを
お菓子の販売に使ったといえるでしょう。

しかも、全品100円で、コンビニで買うより安いのです。

さらには、リクエストにも応えてくれます。

弊社では、3年近く前からこのサービスを受け入れています。
しかも2フロアとも。


「オフィスグリコ」は、マーケティング的に
流石だと思うところが3つあります。

1.福利厚生としてのユーザー企業側の大義名分が立ちやすい。

2.お金を支払うのは社員個々人なのでユーザー企業側の負担がない。

3.上記のことからも、アプローチ先が総務担当者で比較的敷居が低い。


このように、企業側が受け入れやすいサービスになっています。


「オフィスグリコ」のように、
「富山の薬売り発想」で成り立つサービスは、
「性善説」のマインドを持っていないと
実施できないような気がしてなりません。

なぜなら、
誰が食べて、誰がお金を払ったのかわからないので、
そもそもユーザーを信頼していないと
ビジネス自体を始められないからです。


いずれにしても「オフィスグリコ」というサービスは、
[富山の薬売り発想]のウェポンを
上手に展開した例だと言えるのではないでしょうか?


さて、他には、どんなアイディアがあるでしょうか?

「ペットフード」などに応用できそうですね。


また例えば、
「保険販売」や「富裕層向けサービス」はどうでしょうか?

顧客へのコンタクト回数が2回ほどとという共通点からの発想で
何か応用できるかもしれません。


今回のウェポンは、
ビジネスモデル的な発想まで飛躍する可能性もありますが、
もっと身近で、簡単な応用方法もあるかもしれません。


マーケティングウェポンの一つ

[富山の薬売り発想]

あなたはどのように応用しますか?


また、次(↓)のような切り口で何かありましたら、ぜひ教えてください。

---------------------------------------------------------------------

【応用例】

「あなた自身のお店、ビジネスに応用すると
このウェポンはどのようなものになるのか?」


【体験例】

「既にこのウェポンは過去に実施している。
それは、成功なのか? 失敗なのか?
また、その要因はどのようなものか?」


【アイディア例】

「あなた自身の商売、ビジネスとは関係ないが、
このウェポンを使った、こんなアイディアが考えられる。」


などなど、皆さんの体験やアイディアを聞かせてください。
ぜひ、みなさんと分かち合いましょう。

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コメント(9)

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、多くを学ばせて戴きありがとうございました。
今年もよろしくお願いします

メルマガいつも楽しく読ませて頂いてます。
毎回多くの会社のアイディアに心より感心しています。

マーケティングウェポンの一つ
[富山の薬売り発想]について、
販売の仕組み以外の共通点として、言えるのは、
「あれば使ってしまう。あれば食べてしまう。」
「あれば・・」にあるような気がしました。

よって!あれば・・飲んでしまう。
     あれば・・使う・・
     あれば・・食べてしまう。

当たり前かもしれませんが、日常の生活の中の「あれば・・」を
見つければ、ビジネスの種になるかもしれません。
是非まわりの女性達に聞いてみたいですね。

裕福層にターゲットと絞り
今後の高齢化社会や商品が寝ている間に品質が落ちないもの
と絞りこみ リスクを減らす為に単価の安い物にすると
可能性がupするのでは? 

僕がやるならば、コストダウンや効率を上げる為商品は絞りこんでやります。 

このウェポンも今後のビジネス展開に混ぜてみたい視点ですね。

丸田さん。あけましておめでとうございます。
あいかわらず素晴らしい発想とスピードで
がんばっていらっしゃるようですね。
子安からいつも聞いていますよ。

「あれば・・」の視点。なかなかいい「気づき」です。
考え方として、私も参考にさせてもらいますね。

>丸田様
はじめまして。あれば使うというのは、いい切り口ですね。

私共の事業資源とは、
他の業種と大きく違う点があり
2~4時間拘束できる、向こうからやってくると言う点。
そして、個人情報を抵抗なく聞きだせる点は
すごい事業資源と思っています。

それをどう活かせるか?
タイアップできる会社と共に伸びれたらと考えています。

>岩本様 この3点の事業資源の活用方法の
  ヒントを下さい。(^―^)
 

失礼ながら、アイデア例です。

今日はこれから建築事務所へ向かいますので、
建築業界で考えますと・・

新築を納品する際に、
何もない殺風景な部屋で納品する会社から、
最初からインテリアデザインとして設計された家具も含めて
納品する会社など、いろいろあると思いますが、

さすがに家電までは設置してありません。

そこで、あれば・・使う・・という視点から、
「富山の薬売り」ならぬ、
「シャープの家電置き」と名前をつけて、

液晶テレビや、冷蔵庫、PC、電話、コタツ、エアコンなどの
家電の新製品をサンプルとして期限付きで
先に設置しておくと、嬉しいかと思いました!

提携先は、運送会社、家電メーカー、建築デザイン会社に
なるでしょうか。

> 池田さん

「2~4時間拘束できる」、
「向こうからやってくる」
「個人情報を抵抗なく聞きだせる」

よくよく考えると確かにすごい資源ですね。

まさに「顧客コミュニティ」を
作るための土壌が整っているのではないでしょうか?

「お客様に何に共感していただきたいのか?」の
「何」の答えを顧客視点になって深く考えてみましょう。

美容室であれば、
技術のこと、接客対応のことはもちろんですが、
それ以外でも共感いただいていることとして、


例えば、

「リゾート気分になれる」

が、お客様に共感していただきたい軸だとしたら、

国に絞るということもあるかもしれません。

どこの国に行ったようなリゾート気分になれるのか?

それによって、

その国のファッションのこと、ライフスタイルのことの
情報を提供すること...

その国の美容やファッションに関する商品や
雑貨などを販売することもできるかもしれません。

それを

「2~4時間拘束できる」、
「向こうからやってくる」
「個人情報を抵抗なく聞きだせる」

という素晴らしい資源を使って
拡げることができる可能性があります。

例がちょっと陳腐だったかもしれませんが、
何かの参考になれば...。

(言うのは簡単ですが、やるのは大変ですよね。(笑))

始めまして、丸田と申します。

「あれば・・」の視点をほめていただきありがとうございます。

「2~4時間拘束できる」、
「向こうからやってくる」
「個人情報を抵抗なく聞きだせる」

の三つの事業資源は本当に、すごいですね。

私は、色々な営業をやってきて今もまた営業をやっています。

営業で、必要なのは、時間と情報と親近感と考えています。


商品の販売を行う場合、オンリーワンの商品でなければ別に自分からでなくていけない事は、ありません。

その為私は、私から購入してもらう為に共通点を見つけまた作り出し仕事以外の場所で、その方との接点を持ちます。

仕事以外で接点を作ったお客さんは、お客さんから知り合いに変化し、知り合いになった人は、私から離れません。

これがお店だったら?
 
また、知り合いになる為に商品購入をきっかけで知り合いになる人もいます。

知り合いの紹介で知り合いになった人は、お客さんにもなります。


具体的に言うと、『仲間』『コミュニティー』ですね。
初対面の段階から共通点を探し誘います。営業ではなく仲間に誘います。

以前は、「おいしいものを食べに行く男の集まり」「飲みにいく仲間」「スポーツ」「ゴルフ初心者」「バイクのツーリング仲間」
などなど・・以前は、おじさん達が多かったので、色々教えてもらいました。

現在は、主婦や子供と接する業種なので、子供同士や主婦同士をつなぐコミュニティーを思案中です。

人は、歳に関係なく仲間が好きです。

私は、個人という枠で、やりますが。お店と言う形でできませんか?

それだけの事業資源があれば、私ならお店主催のコミュニティーを作ります。

お店にお客さんを作るのではなく、コミュニティーにコアなお客さんを作りたいですね。

DMなどもコミュニティーの誘いにします。

以前の「託児所」などのウェポンと組み合わせ従業員は子供の母!お客さんも母であれば、『子供』の共通点がある。

子供同士のつながり親同士のつながり。面白いですね。

従業員と話して「~の会」を従業員が楽しめるものを作って。
徐々に広げてみたら・・ 社員の定職率やリクルート・産休後の職場復帰・職場の人間関係などにも影響してきませんか? 

大切なのは、自分・社員が楽しんでいる事だと思います。
そんなお店があったら行きたいし、仲間に入りたい。(^^)

「あれば・・」をほめて頂いた御礼をするつもりが・・長くなってすみません。


* お店のコミュニティーをmixi化することで、仲間とお客さんをいっぺんに集められますね。

美容室ならではのコミュニティー。
そんなコミュニティーが、

・・
あれば、僕は入りたいです。

アドバイス有難うございます。

理屈はわかるが、もうひとつ、ピンとこない現状です。(・。・)

Mixiも 店のコミュを作成していますが・・・
数は少ないです。

この件は、色々、足らない頭を 刺激して考えます。

また、報告します。 

>丸田さん マイミクに なってください。(v^ー°)

アベクロウ 様

こんにちは、丸田です。

マイミクのお誘いありがとうございます。
凄いうれしいです。

是非お願いします。ですが・・
現在皆様に公開できるような内容のmixiではないので、
早急にチャントしたブログ作ります。(^^)

その際改めてご報告させていただきます。

ありがとうございます。


こちらも言うのは簡単ですが、行なうのは、やはり大変ですね。
遊びならまだしも・・仕事では、労力や効率などを考えなくては、
いけませんからね。

何かアイディアの種になったらいいなぁ と思います。

では、失礼します。

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プロフィール
岩本俊幸株式会社イズ・アソシエイツ 代表取締役

岩本 俊幸
 
Toshiyuki Iwamoto

・ブランド・マネージャー認定協会 理事長
・米国NLP協会公認マスター・プラクティショナー
・ハーマンモデルファシリテーター
・日経広告研究所会員

 

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