ある広告屋の告白TOP > ある広告屋の告白ブログTOP >  06 マーケティングウェポン > No.6 -[不用品の還元]

[2007.02.07]

06 マーケティングウェポン

No.6 -[不用品の還元]

第6回目のマーケティングウェポンの
ディスカッションテーマは[不用品の還元]。

[不用品の還元]とは、
「リサイクルショップ」 についての話ではありません。

あくまでも、「不用品の還元」を
【マーケティングウェポン】として捉えた時、
どのようなアイディアと、応用例があるのか?

このような視点でみなさんとともに考えていきたいと思います。

まずは、身近な体験からお伝えしましょう。

浅草に「入山せんべい」というおせんべい屋さんがあります。

頻繁に行列ができるお店なので、
ご存知の方も多いかと思います。

商品は「 醤油せんべい」の1種類しかなく、
1枚120円と決して安くはありませんが、
噛めば噛むほど味が深まるおせんべいで、
私も含め、家族が大好きなので定期的に買いに行っています。

このお店では贈答品やおみやげ用として
購入する人が多いようですが、
それとは別に「こわれ」といって、
焼いている最中に割れてしまったり、
焦げ方がまばらになってしまったせんべいを
いくつかまとめて袋ごとにも販売しています。

この「こわれ」は、
あっという間に売り切れてしまうほど
人気があります。

確かに、形は良くないので贈り物には向きませんが、
自分達で食べるには、味は変わらないですし、
値段は少し安く設定しているということもあるでしょう。

このような不用品になってしまう要素があっても、
味に圧倒的な自信があるので、販売に踏み切ることが
できるのかもしれませんが...。

いずれにしても
マーケティングウェポンの一つ[不用品の還元]を
上手に活用した例だと言えるでしょう。


[不用品の還元]のウェポンを活用したその他の例としては、
パン屋さんにとっての「パンのミミ無料サービス」などが
オーソドックスな例かもしれません。


また、出版社にとっての雑誌などにも応用できそうです。

例えば月刊誌などは、旬の情報であることが重要な要素なので、
売れ残ってしまった在庫は、活用できないように思えますが、
そこは、せっかく集めたネタです。

バックナンバーを集めて、
例えば1年間分の合冊本などとしてまとめます。

それを手頃な値段にして販売する。

または、年間定期購読の申込み者の特典として、
無料サービスにしても良いかもしれません。


その他、[不用品の還元]のウェポンを活用した
典型的な例としては、フリーマーケットがありますね。

また、ネットオークションも基本的には、
自分では不要になった物を出品するわけですから、
このウェポンの一例とも言えます。

最近は、「せどり」という職業? がネットオークションでも増え、
本来とは違う形で進化しているようですが...。


※「せどり」=同業者の中間に立ち、注文品などを尋ね出し、
売買の取次をして口銭を取ること。また、その人。
(岩波書店『広辞苑』)。

今回のウェポンは、
上手くはまれば、無駄がはぶける上に、
お客様にも喜ばれるという一石二鳥の要素があります。

マーケティングウェポンの一つ

[不用品の還元]

あなたはどのように応用しますか?

また、次(↓)のような切り口で何かありましたら、ぜひ教えてください。

---------------------------------------------------------------------

【応用例】

「あなた自身のお店、ビジネスに応用すると
このウェポンはどのようなものになるのか?」


【体験例】

「既にこのウェポンは過去に実施している。
それは、成功なのか? 失敗なのか?
また、その要因はどのようなものか?」


【アイディア例】

「あなた自身の商売、ビジネスとは関係ないが、
このウェポンを使った、こんなアイディアが考えられる。」


などなど、皆さんの体験やアイディアを聞かせてください。
ぜひ、みなさんと分かち合いましょう。

|コメント(3) |トラックバック(0) ライン

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.koukoku-ya.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/996

ライン

コメント(3)

こんにちは!

講演(ライブ)で使った内容を=不良品とするなら、
それを還元するアイデアです。


イベントの1つに「講演・セミナー」があるかと思います。

その講演で、お話した内容を
言い方が悪いですが、不良品の還元として活用できるかと思います。


その内容とは、

講演というライブを録画します。
(できればテレビ局に取材して頂きたいです・・・)

その撮影した映像を、DVDとして販売する。
さらに、音声もCDとして販売する。

または、WEB上の様々な媒体に音声配信(ポッドキャスト)。

さらには、雑誌記者をご招待して、雑誌の記事にして頂く。


最後に、ライターさんを招き、原稿にしてもらう。

その記事は、書籍の一部として出版をして、
セミナーDVDを特典としてベタ付けします(笑)


たった1回のセミナー(ライブ)コンテンツを、
「不良品を違ったメディアで還元」することによって、

1.より売上につながる
2.より啓蒙につながる
3.より認知向上につながる

かと思います。

しかし、軽卒にみられブランド棄損の恐れがありますので、
緻密に計画を立てます。

そこでオチは、そんなセミナーがあれば・・・ の話です。

今日お弁当を食べている時に
このお弁当も[不用品の還元]であることを発見しました。

それは、「シェフのお任せ弁当」だからです。

その中身は、余り物だと思いますが、
ボリューム満点で、普通のお弁当の1.5倍あります(笑)

これは何かお得な気分になり、
好きでよく食べてます。

また、今日は何かな?
とまるで給食を楽しな小学生のような感覚です。

また、シェフやそのお店に対しての
ロイヤリティの向上にもなり、

「シェフのお任せ弁当」を発見してから、
リピーターになっています。

母親がよく残りもので
お弁当作ってくれたような気がします。

「シェフのお任せ弁当」で、
そんなことを思い出し、
ちょっとじーん...。

コメントする

ライン
プロフィール
岩本俊幸株式会社イズ・アソシエイツ 代表取締役

岩本 俊幸
 
Toshiyuki Iwamoto

・ブランド・マネージャー認定協会 理事長
・米国NLP協会公認マスター・プラクティショナー
・ハーマンモデルファシリテーター
・日経広告研究所会員

 

ブログ内検索

 

 

 

コメント一覧