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[2008.04.18]

01普通のコメント

高校時代の友人

8年ぶりに高校時代の友人と会った。

といっても、8年前に会った時点でも
10年ぶりくらいという疎遠さ。
でも高校時代、そして卒業してからしばらくは
ちょくちょく会っていた仲だった。

この友人は、私とまったく異なる業界、
いわゆる金融機関で働いていて、現在は支店長とのこと。

部下も50~60人いるらしい。

最初に就職したのは、あの拓銀。
いわずもがな10年前に経営破綻したわけだが、
その後、事業譲渡先の企業に所属することとなった。

現在に至るまで、毎日夜中の2~3時まで働き、
おまけに単身赴任であちこちの支店に移動。
しかも行内では、プロパー社員との対立や派閥もある。

この苦労は、私にとっては想像を絶するものだ。

何せ、私にはこのような経験が全くない。

友人は、このような困難を必死に乗り越え、
現在、支店長に昇格となった。


しかし、友人は私に言う。

「岩本は羨ましいよ。」

私「何が羨ましいんだよ。」

友人「仕事が楽しそうだもんなぁ~。」

私「でも、支店長だから責任もあり、仕事のやりがいもあるんじゃないの?」

友人「支店長といっても所詮サラリーマンだから、いつ飛ばされるかわからない。」

私「そうなんだ...。」

友人「でも、岩本は大変だよな。社員とその家族の責任も背負っているから...。」

私「そりゃそうだよ。」

友人「でも、自分のやりたい事業をしているから、楽しそうだよね。羨ましいよ。
オレも独立したいけど、もうこの歳からだなぁ...。
家族を考えるとできないよ。」


私は20代で独立し、サラリーマンの時代は短く、
その短い間には、派閥があるような大企業どころか、
50人以上の社員がいる会社に勤めたことがない。

だから、この気持ちを深く察することはできない。


確かに、経営者は大きなリスクも背負っているが、
同時に、自分で考えたように事業ができる。


このような友人との会話は、
私自身の独立する以前からのことを
振り返り、思い出すきっかけとなった。


「私は、何で独立したんだろうか...?」

その頃の理由はただ一つ。

とにかく、人に指図されるのが嫌だった。

自分の考え以外のことで、行動するのが嫌だった。

要するに、自身の行動は、全て自分の考えが発端でないと嫌なのだ。

独立した当時の中心的理由とは、こんな利己的なものなのである。

こんな利己的な考えで始めたから
友人にとって羨ましい存在なのかもしれない...。

そんな17年以上も前のことを思い出しながら、
ふと今のことを考えてみた。

「もしかしたら、今も変わらないのかもしれない。」

だとしたら、ホントにこれでいいのだろうか...。

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プロフィール
岩本俊幸株式会社イズ・アソシエイツ 代表取締役

岩本 俊幸
 
Toshiyuki Iwamoto

・ブランド・マネージャー認定協会 理事長
・米国NLP協会公認マスター・プラクティショナー
・ハーマンモデルファシリテーター
・日経広告研究所会員

 

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