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販促でいちばん大切なこと

イメージ広告は悪か? 構造地図とアイキャッチ Vol.1 右脳型広告 VS 左脳型広告

ダイレクトマーケティングを学んできた人にとって
「イメージ広告はお金をドブに捨てるようなものだ!!」
という言葉をご存知の方は多いだろう。

はたして本当にそうなのだろうか?

このことについて検証してみた結果を、
9回にわたりお届けしたい。

 

Vol.1 右脳型広告 VS 左脳型広告

「広告の反応は、ビジュアル面に大きく影響される」
ということがわかってきたが、
もう少し詳しく考えてみたいと思う。

まずは、次の事例をご覧いただきたい。

  koramu0302-01.jpg  

この広告を反応の高い順に並べると次の通りである。

B>A>C

ダイレクトマーケティングを学んできた人にとって、
次の言葉が呪文のように耳に残っている人がいるかもしれない。

「イメージ広告はお金をドブに捨てるようなものだ!!」

しかし、よくご覧いただきたい。

チラシAは、コピーライターとして著名な
ジョン・ケイプルスが音楽学校の集客のために作った
ダイレクトメール広告で使われていた冒頭のコピー、

「私がピアノの前に座った時、彼らは笑った。
しかし、私が弾きはじめたら、どうだろう?」を
まねたコピーだ。

とても反響が高かったこともあり、
今では伝説となっているダイレクトマーケティングの王道手法が、
チラシBのビジュアル系広告に負けるなんて、
いったい何が起こっているのだろうか?

以前から、あなたの身近でこんな出来事が起こっていないだろうか?

「コピー中心の広告を打っても、反応が少なくなってきている」
「コピーで煽ると、なぜかクレームの多い客が増えてきている」

反応の結果を踏まえて、
次号ではこうした事象を解明する手掛かりをお伝えしよう。
 


>>このコラムを読んだ方はぜひ販促クイズにチャレンジして下さい!!

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