
イメージ広告は悪か? 構造地図とアイキャッチ Vol.1 右脳型広告 VS 左脳型広告
ダイレクトマーケティングを学んできた人にとって
「イメージ広告はお金をドブに捨てるようなものだ!!」
という言葉をご存知の方は多いだろう。
はたして本当にそうなのだろうか?
このことについて検証してみた結果を、
9回にわたりお届けしたい。
Vol.1 右脳型広告 VS 左脳型広告
「広告の反応は、ビジュアル面に大きく影響される」
ということがわかってきたが、
もう少し詳しく考えてみたいと思う。
まずは、次の事例をご覧いただきたい。
この広告を反応の高い順に並べると次の通りである。
B>A>C
ダイレクトマーケティングを学んできた人にとって、
次の言葉が呪文のように耳に残っている人がいるかもしれない。
「イメージ広告はお金をドブに捨てるようなものだ!!」
しかし、よくご覧いただきたい。
チラシAは、コピーライターとして著名な
ジョン・ケイプルスが音楽学校の集客のために作った
ダイレクトメール広告で使われていた冒頭のコピー、
「私がピアノの前に座った時、彼らは笑った。
しかし、私が弾きはじめたら、どうだろう?」を
まねたコピーだ。
とても反響が高かったこともあり、
今では伝説となっているダイレクトマーケティングの王道手法が、
チラシBのビジュアル系広告に負けるなんて、
いったい何が起こっているのだろうか?
以前から、あなたの身近でこんな出来事が起こっていないだろうか?
「コピー中心の広告を打っても、反応が少なくなってきている」
「コピーで煽ると、なぜかクレームの多い客が増えてきている」
反応の結果を踏まえて、
次号ではこうした事象を解明する手掛かりをお伝えしよう。
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