
ターゲットの心理を読みきる設計とは? ストーリー要素Vol.10 ストーリー要素(AUMFA)Memory 記憶に残る-1
AUMFAについて各段階を一つひとつ見てきているが、
今回は[Understand( 理解を深める)]の
次の段階の[Memory( 記憶に残る)]だ。
この段階では、「時間の流れで表現する」と
「広告誌面上で体験してもらう」の大きく2つの要素がある。
今号は「時間の流れで表現する」を見ていきたいと思う。
「時間の流れで表現する」という要素では、
「なぜ?」を伝えることがポイントとなる。
「なぜ、この店をやっているのか?」
「なぜ、この店を開いたのか?」
「なぜ、この商品を開発したのか?」
このように「なぜ」を伝えることは、消費者の記憶に
残してもらうのに、大きく貢献するはずである。
そのためには、「会社、店の歴史を語る」、
「社長、店長のこだわりや生きざまを語る」、
「商品開発の苦労話を載せる」、「生産者の声を入れる」
といったことがあるだろう。
(1) 会社、店の歴史
(2) 社長、店長のこだわりや生きざま
(3) 商品開発の苦労話
(4) 生産者の声
見せ方としては、写真に掲載したので参考にしてもらいたい。
また、商品・サービスのカテゴリー自体、業態自体の認知が低い場合
は、広告の効果を上げるのに、とても苦労するだろう。
このような場合は、カイロプラクティックの事例で紹介したように、
日本では業界自体の認知が低くても、海外では歴史があるのであれば、
その国での業界の歴史などを入れて、業界自体の信頼性を伝える。
(5) 業界の歴史
そうして、消費者の記憶に残しておきたいところだ。
これが「業界の歴史を伝える」
という手法である。
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