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販促でいちばん大切なこと

ターゲットの心理を読みきる設計とは? ストーリー要素Vol.13 ストーリー要素(AUMFA)Fade 矛盾や葛藤を解消する-2

前号では顧客が抱く矛盾や葛藤を解消するための要素として
圧倒的な証拠を見せる、という手法を見てきた。

この証拠のひとつとして
「お客様の声」を活用することが重要だとお伝えしたのだが、
「お客様の声」の集め方がわからない
というような悩みをよく耳にする。

今号では、見た人が「なるほど、私も購入してみよう!!」
「よさそうなので、行ってみよう!!」と
思わず誘われてしまうような、とっておきの「お客様の声」を、
既存のお客からもらう方法を少しお伝えしよう。

まず、そもそもお願いする人が、
あなたの会社(店)のファンでなければならないことが前提だが、
そういう人に限って、なかなか「お客様の声」を
書いてくれないケースがある。

書きたくないから断るということではなく、
文章を書き慣れていないから敬遠されてしまうというケースが少なくない。
そんな時のとっておきの方法は、直接、
生のインタビューを実施すればいいのだ。

インタビューの流れはそれほど難しくない。
次の5項目を、順番に質問するといいだろう。

1.購入前はどんな悩みがあったのですか?

2.購入して解決しましたか?
(ファンの場合は、まず間違いなく「はい」となる)

3.どのように解決しましたか?

4.解決した時の気持ちは、どのようなものですか?

5.これからは、どうしますか?
(ファンの場合は、ほぼ間違いなく「引き続き購入したい!!」
と言ってもらえるはず)

これらのインタビューを録音し、後で音声起こしをする。
起こした文面をうまくつなげ、最後にタイトルをつければ、
とっておきの「お客様の声」が出来上がる。

上の事例は、インタビューを実施して編集した「お客様の声」である。

「お客様の声」はたくさん載せたいところだが、
広告誌面は限られているので、ターゲットが
「なるほど!!」と唸るようなものに限って載せるというように、
「お客様の声」の質にも配慮したい。
 

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