
ターゲットの心理を読みきる設計とは? ストーリー要素Vol.20 ストーリー要素(AUMFA)Action 行動を喚起する-4
さて、[Action( 行動を喚起する)]の
最後の要素はクーポン券である。
クーポン券専門の情報誌があるように、
クーポン券は [Action (行動を喚起する)] の段階で、
とても大切な要素である。
クーポン券には「数種類用意する」、
「数枚用意する」の2通りがある。
「数種類」と「数枚」の違いは、明らかに異なるのがおわかりかと思う。
数種類用意されたクーポン券は、
宅配ピザ屋のチラシによく使われている。
ターゲットに選択肢を増やすことで、効果を上げるという手法である。
数枚用意されたクーポン券は、リピートが比較的容易で、
かつ知人や家族などに紹介が可能な業種に向いている手法である。

例えば、飲食店などがそれに当たる。実際に、
あるファミリーレストランのチェーン店でこの手法を活用したところ、
リピートの増加と紹介促進の効果があり、
予想をはるかに上回る来客数を獲得することができた。
広告にクーポン券を1枚入れようが2枚入れようが、
コストは変わらないという事実を考えると、
やらない手はない。
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