
ターゲットの心理を読みきる設計とは? ストーリー要素Vol.6 ストーリー要素(AUMFA)Awake―感情を呼び起こす-3
今回も前回に引き続き、ストーリー要素(AUMFA)のAwakeについて
アイキャッチのポイントを見ていきたいと思う。
【5】 子どもを前面に
子どものビジュアルには、
どんな人も基本的には無意識的に「共感」してしまうだろう。
あとは、もともとある共感性を残しつつ、
いかにインパクトを強め、好奇心をくすぐるか。
これをビジュアルでうまく表現できるかにかかっている。
【6】 シズル感
食品関連や飲食店など、
食べ物をビジュアルとして前面に出す広告には、
思いっきりシズル感を打ち出したい。
「シズル感」とは英語のsizzle
(肉や揚物がジュージューいう音の擬音語) に由来する。
写真でジュージューと音まで聞こえるほどのビジュアルを打ち出したい。
優れたシズル感が打ち出せたら、それに勝るものはない。
【7】 斬新な特徴
商品やサービスに斬新な特徴を打ち出せるのであれば、
それに越したことはない。
キャッチコピーという単なる言語化されたものだけでなく、
高い共感性とインパクトを呼び起こせるビジュアルを絡める必要がある。
【8】 賑やかさ、楽しさ
イラストや写真をたくさん使用し、
目いっぱい工夫してワクワク感を醸し出すことで、
優れたアイキャッチのひとつにすることができる。
【9】 一番の打ち出し (業界初、業界一番、地域初、地域一番)
業界初、地域初、または地域一番であることが
示せるのであれば、ぜひ実現したい。
例えば、仮に狭い範囲であっても、
ナンバーワンはとにかく目立つ。
だから、一番になるように地域を絞ることも、
広告の打ち出し方として大切な要素である。
写真の例の「○○県中部No.1」のように、
「中部」の文字が入っていても問題はない。
「No.1」という事実をビジュアルを活用して誠実に打ち出そう。
当たり前のことだが、いくら一番を打ち出すことが大切な要素といっても、
うその「No.1」は絶対に許されない。
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