
ターゲットの心理を読みきる設計とは? ストーリー要素Vol.8 ストーリー要素(AUMFA)Understand―理解を深める-1
では今号より、[Awake(感情を呼び起こす)]の次の段階である、
[Understand(理解を深める)]について見ていきたいと思う。
この段階では、「詳しく、わかりやすく伝える」と
「安心感を伝える」の大きく2つの要素がある。
今回は、「詳しく、わかりやすく伝える」を
見ていきたいと思う。
1.詳しく、わかりやすく伝える
(1)他社にはない商品の利点
(2)特徴をわかりやすく(チャート、グラフ)
(3)原材料、産地の詳しい説明
(4)こだわりのポイントを数字で
(5)季節商品、限定商品をアピール
(6)「ここが違う!」をアピール
(7)新商品、人気商品、看板商品をアピール
(8)選択肢で選びやすく(「松」「竹」「梅」方式)
(9)人気ランキング
(10)「悩み」「不安」「不満」を顕在化
(11)商品製造プロセス/開店準備プロセス
(12)サービスの流れ
まず、「詳しく、わかりやすく伝える」
という要素では、他社にはない
商品の利点や特徴を、数字、チャート、
グラフなどを使って視覚的にわかりやすく
説明するのがポイントである。
季節商品、限定商品、新商品を
アピールすることも大切なことだ。
「ここが違う!」をアピールして、
他社との差別化をいろいろな角度から
検討していきたいところだ。
「どの商品を選んだらよいか?」を
悩んでいるターゲットは、意外に少なくない。
そのための有効な手法として「松」「竹」「梅」方式がある。
ターゲットに選択肢を与え選びやすくすることは、
親切な行為であることを認識しておきたい。
また、人気商品をアピールするための有効な手法として、
ランキングにして見せるというのがある。
例えば、[当店の人気ランキング]とうたい、
写真などを使ってひと目でわかるようにしたい。
お客の悩み、不安、不満をランキングで見せることによって顕在化し、
理解を深めることに貢献することもできる。
製品の製造プロセスやサービスの順序を
理解しやすいように説明したい。
文字だけでなく、できるだけビジュアル
(イラスト、写真、チャートなど)を使って
見せることが重要だ。
ターゲットがよほど左脳的な人間でない限り、
基本的には文字をあまり読まないことを前提に置き、
ビジュアルを駆使して表現したい。
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