
「お試し客」にもう一度来店してもらうDM実践法 Vol.1 「なぜ? 一度来店していただいたのに....」
お店に初めて来店するお客様を「お試し客」や「トライアル客」と称することもある。
「お試し客」、「トライアル客」である初回来店のお客様と、2度目に来店したお客様を比較すると、お店に対する
関係や信頼度というのは、大きな差があることを最初に認識しておきたい。
なぜなら、あくまでも初回来店時のお客様は、「このお店は、私に合う店なのだろうか?」と、試しに来ているに
すぎないのである。
この「お試し客」が2度目に来店していただければ、その後に何度もリピートしてもらえる可能性がぐんと高くなるのは、言うまでもないことだろう。
だから、「お試し客」がリピートせず失客した場合は、「なぜ、一度来店していただいたのに、2回目は来店していただけないのか?」に注目し、真剣に対策を考えなければならないはずだ。
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「マインドシェア」というキーワードをもとに、顧客階層ごとの ターゲットの心理目標を置き換えた図 |
この理由には、お店側が提供する商品・サービス、そして接客などの品質に左右されることが多いのは
もちろんのことである。
しかし、販売促進の観点からもお客様が再来店するようにできる対策はある。
せっかく広告費などをかけて、お試ししてもらえる状態までこぎつけたお客様が次にリピートして
いただけるように、アプローチをおろそかにしないようにしたいところだ。
販売促進の施策として、来店時に、ポイントカードなどを渡すといった方法も工夫次第では効果的であるが、
初回来店日から1週間~10日後にDMを送る、という販促手法を次回から見ていきたいと思う。
お楽しみに。
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