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販促でいちばん大切なこと

ネーミング募集の活用 Vol.2 「分からない時は、消費者に聞く!!」

前回述べたような背景もあり、いろいろと検討した結果、
「マーケット(消費者)に聞いてみるのが良いのではないか?」という考えに至った。
さらに、この考えをもう一歩飛躍し、ネーミング募集自体をプロモーションとして位置づけようと考えることにしたのだが、
そうなるとプロモーション自体に欲が出てきた。
「消費者に良いネーミングを聞く」という純粋な目的から派生して、せっかくなので、これを機会に
1. 見込み客を集められないか?
2. 話題性を醸し出し、潜在顧客の発掘ができないか?

と考えるようにしたのだ。

まず、告知方法を検討していくわけだが、最初にネーミング募集用の告知サイト(図1)を作成。
サンプリングを実施し、「応募者に実際に試していただいてから、ネーミング案を出していただく」という流れを作った。
入選は、大賞、副賞、佳作と3種類設け、少しでも多くの方に参加してもらうよう、
サンプル応募者の目標を300名とした。
同時並行で考えなければならないことは、この告知サイトに応募者をどのように誘導するかということ。
この誘導策は、どうしても広告系に頼らざるを得ないのだが、できるだけコスト対効果を高められるよう
リスティング広告と、「お取り寄せ」の口コミポータルサイトである
「おとりよせネット」(http://www.otoriyose.net/)でキャンペーン告知を仕込むことにした。

 

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 図1 ネーミング募集サイト  


募集期間は当初、サンプリング告知の広告を掲載してから3週間の期間を設け、
もし100名の応募数が集まらなかったら延長する予定でいたのだが、結果的には、
目標である300名の応募まで、2週間で達成することができた。予想をはるかに超える反響に、
クライアントはもとより弊社としても驚きを隠せなかった。
サンプリング時は、図2のようにサンプルをはじめ、手紙(カバーレター)、簡単な会社案内、ニュースレターを同封。
結果、サンプリング数の半分である約150名の方々よりネーミングに応募していただくことができたのだ。

 

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図2 カバーレター、サンプル、会社案内、ニュースレター


思わぬ副産物も得ることができ、大成功を収めたこのプロモーション方法だが、成功の要因は、
「分からない時は消費者に聞く」というスタンスで、ターゲットを巻き込む導線をきちんと作ったことだ。
一見ためらいがちなプロモーション方法のように思われるかもしれないが、
ターゲットの声こそ確かなものはないのである。

次回は、ターゲットの共感を得たからこそ聞くことができた声の一部を紹介するとともに、
実はそこに貴重な情報が含まれていることに触れたいと思う。
 

 

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