
アイキャッチはどのような手順で考えるのか?Vol.8キャッチコピーからアイキャッチを生み出していく9つのステップ【2】
前回に続き、9つのステップの中盤である
<4>から<6>について解説しよう。
<4>キャッチコピーを3~5案程度に絞る
これまでに得た情報から、
キャッチコピーを3~5案程度に絞る。
絞り方は、ある程度多くの人の心の琴線に
触れたであろうコピーを残すことはもちろんのこと、
他の人にネガティブな意見があったコピーであっても、
1人に対して強烈に刺さったコピーなら残すようにしたい。
<5>キャッチコピーとぴったり合うビジュアルを探す
このステップから、ビジュアルの選択に入る。
<4>のステップで、3~5案程度に絞った
キャッチコピーとピッタリ合う、
またはしっくりとくるビジュアルを考えだそう。
このキャッチコピーと合ったビジュアルを
既に写真などに収めて持っているのであれば、
それに越したことはない。
それを使おう。
ほとんどの場合、ビジュアルを持っていないと思うが、
キャッチコピーとぴったり合うビジュアルを探すには、
2つしか方法がない。
1.新しく撮影する。
2.写真やイラストなどの素材を探す。
ただし、次のステップで
もう一度ターゲット層に聞くタイミングがあるので、
この段階ではあまりコストをかけないようにしたいものだ。
そのためには、ビジュアルを探し出せるWebサイトなどを
利用すればコストは抑えられる。
また、新しく撮影する場合も、
その構図に近いビジュアルを見つけ出すことはできるはずだ。
少しでもイメージに近いものを探し出したい。
<6>アイキャッチを2~3案程度に絞る
ここで選択したビジュアルがアイキャッチとなる。
キャッチコピーや、ストーリー要素AUMFAを使って、
一度、ラフ案を作ってみよう。
しかし、本コラム冒頭でもお伝えしたとおり、
アイキャッチについてはとても繊細で難しい要素である。
だからこそ、この段階で2、3程度の案を作ってみたい。
この作業にあたっては、自身で手書きをすることはもちろん、
スタッフに手伝ってもらうのも良いだろう。
また、広告屋、印刷屋、デザイナーなどの協力会社や
ブレーンに依頼するのも1つの手だ。
この段階で、アイキャッチだけが違う2、3のラフ案ができるはず。
さて、ここから先が重要である。
この先については、アイキャッチはどのような手順で考えるのか?
についてのコラムの最終回となる次回、詳しく解説する。
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