
ブランディング=「変えない」VS「飽きる」 Vol.6 ブランディングの重要性
最後にブランディングの重要性について述べたいと思う。
ブランドは維持、成長させることが大切だ。
消費者が混乱しないように、メッセージに一貫性を保たせる。
そのためには、変えるもの、変えないものを決める必要がある。
企業は生き物なので、業績が良い時、悪い時があって当然だが、悪い時は精神的にも
とても苦しい状態であり、どのようにしたら良いかとても悩む。
そんな時に原点に還ることができる大切なものの1つ。
それがブランド・ステートメントだ。
そして、
「価格競争に巻き込まれずに少しでも高く、少しでも多く、あなたの商品やサービスを
お客様に買っていただくことで、企業の利益を増やし、長期的に経営を安定させていくため。」
という、ブランディングの目的を見失わないことだ。
もちろん、みなさんもこのためにお客様との様々なコミュニケーション方法を考えられていると思う。
また、コミュニケーション手段も、チラシ、地域誌広告をはじめ様々な媒体を選択したり、
販促ツールを活用したり、WEBサイトをブランディング作業の中核を据えることもあることだろう。
しかし、どんな形にしろ、顧客にメッセージを発信する場合、ブランディングがしっかりと立っていないメッセージは、
顧客のマインドに届くだろうか。
ブランド、ブランディングというと、少々大袈裟なように感じられるかもしれないが、前回も述べたように、
あなたの会社も商品もすでにブランドであるということを忘れないでいただきたい。
そして、ここをおろそかにしては、価格競走に巻き込まれずに少しでも高く、少しでも多く、
あなたの商品やサービスをお客様に買っていただくことで、企業の利益を増やし、
長期的に経営を安定させていくことは、難しいと言っても過言ではない。
ぜひみなさんも、改めてブランディングについて考えてはいかがだろうか。
そしてこのコラムが、何か1つでも参考になれば幸いである。
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