ターゲットの心理を読みきる設計とは? ストーリー要素Vol.14 ストーリー要素(AUMFA)Fade 矛盾や葛藤を解消する-3
広告表現として、「圧倒的な証拠を見せる」という手法があるが、
ふさわしくないものは、次のうちどれでしょう?
1.取り扱い数、展示数を強調する
2.実績(販売数、取引数、経験年数、創業年数)を掲載する
3.お客の疑問を先に予測し、解消する(Q&A方式)
4.お客の声、体験談を多数掲載する
5.お客の事例を実績として紹介する
6.期間限定、数量限定表示を掲載する
7.ビフォーアフターを実績として明示する
【答え】
6.期間限定、数量限定表示を掲載する
【解説】
「期間限定、数量限定表示を掲載する」ことは、
[AUMFA (アウムファ)]のAction(行動を喚起する)の
要素のうちの1つである。
「圧倒的な証拠を見せる」手法では、
小売店などの場合、取り扱い数・展示数の多さに特徴があれば強調し、
販売数・取引数・経験年数・創業年数などに特徴があれば
その実績をしっかりと載せることが、大切なポイントの1つである。
また、ターゲットの疑問を先に予測し解消する手法として、
Q&Aを載せるのも有効だろう。
一方、王道の手法として「お客様の声」を掲載するというのがある。
たくさん掲載できるに越したことはないが、
広告の誌面にも限りがあるので、
できる限り見やすく、読みやすく工夫を凝らしたいところだ。
例えば、笑顔の顔写真を載せるのはもちろんのこと、
個人情報保護法に触れない程度に「○○市」や「○○町」のように、
ある程度の住所を記載する。
そして許可を得られるのであれば、実名を載せたいところである。
また、実績として事例やビフォーアフターを明示することは、
どんな業種でも大切なことだろう。
工夫し、圧倒的な証拠としての写真を提示したい。