ターゲットの心理を読みきる設計とは? ストーリー要素Vol.21 セールスエンジニアリングデザイン(SED)の真髄
◆AUMFA (アウムファ)
[AUMFA (アウムファ)]とは、
見ず知らずの消費者が広告を見ただけで、
行動に移してもらうために設計されたレスポンス広告における
ストーリー要素である。
では、次のうち、消費者が購入に至るまでの心理プロセスを
正しい順番に並べてみましょう。
1.Understand(理解を深める)
2.Awake(感情を呼び起こす)
3.Fade(矛盾や葛藤を解消する)
4.Action(行動を喚起する)
5.Memory(記憶に残る)
【答え】
2.Awake(感情を呼び起こす)
1.Understand(理解を深める)
5.Memory(記憶に残る)
3.Fade(矛盾や葛藤を解消する)
4.Action(行動を喚起する)
【解説】
AIDMAの法則では、消費者がある商品を知って購入に至るまでに、
次のような5段階があるとされている。
「Attention(注意)」、 「Interest(興味、関心)」、「Desire(欲求)」、
「Memory(記憶)」、「Action (行動)」である。このうち、Attention、Interestを「認知段階」、Desire、Memoryを「感情段階」、Actionを「行動段 階」と区別している。
この法則をレスポンス広告に当てはめるためにもう一歩踏み込んでみたのが、
AUMFA(アウムファ)である。消費者がある商品を知って購入に至るまでを、
5段階で設計している。「Awake(感情を呼び起こす)」、「Understand(理解を深める)」、「Memory(記憶に残る)」、 「Fade(矛盾や葛藤を解消する)」、
「Action(行動を喚起する)」である。
このうち、Awake、Understand、Memory、Fadeまでの4段階を
「感情段階」とし、Actionを「行動段階」と区別した。