あらゆる要素に影響を受けるレスポンス広告 着眼点Vol.11 トーン&マナーは雑誌をまねる-2
「トーン&マナー」とは広告表現の一貫性を保つため、
醸し出される雰囲気や調子など表現のスタイルや方法などの
ルールのことであり、「クリエイティブ・ブリーフ」の中の1つの要素である。
では以下の「クリエイティブ・ブリーフ」の項目のうち
間違っているものはどれでしょう。
1.広告する商品の競合状態
2.競合商品に対する優位性
3.広告の目的
4.ターゲット
5.建前
6.広告の結果、期待するターゲットの反応
7.広告が訴える最も大切な提案
8.トーン&マナー
9.その他の留意点
【答え】
5.建前
【解説】
5に当てはまるのは「ターゲットが感じている本音」です。
消費者の共感を得る効果的な広告を制作するためには、
そもそもそのターゲットを理解し、
ストライクゾーンを探し出さなければなりません。
また、広告には
「レスポンス広告」と「イメージ広告」の2種類があるので、
レスポンス広告に特化したクリエイティブ・ブリーフが必要である。
レスポンス広告における表現(見せ方)の
仮説検証アプローチであるセールスエンジニアリングデザインの
ブリーフィングとして開発されたのが「SEDブリーフ」である。
※1 セールスエンジニアリングデザイン(SED)は、
株式会社イズ・アソシエイツの登録商標。(登録第4948145号)